2015年10月10日
7年前に僕に言ってくれた一言、覚えてる?
先日、お勉強とお遊びを兼ねて、2泊3日で沖縄に行ってきました。
学びの多い時間と、大好きな友人との楽しい時間でした。
フリーな時間は3日目のみ。
その3日目を最高に過ごさせてくれたのは、7年前に大阪でのお仕事や、お家を全て払って、沖縄で「大阪弁で沖縄を走る指名のかかるタクシードライバー」の私の友人Hさんでした。
Hさんは、生粋の大阪人。
だのに、沖縄が大好きで三線が弾けたり、沖縄に超はまっていて、「何時かは沖縄に住みたい」と言っていた方。
7年間年賀状のやり取りだけでしたが、沖縄入りする前に日に、電話をして
「めっちゃ久しぶりぃ~~~! 明日から3日沖縄いくねんですけど、美味しい沖縄料理のお店おしえてください~♪」
と、急な電話でした。
懐かしくて長話。
教えて頂いたお店は本当に美味しくて♫
ダメもとで、3日目の観光ドライバーをお願いしたところ、会社と交渉してくださり最後の日を午後の半日を、車でないと行けないところをまわてくれました。
友人二人は後ろのシートに。
私はj助手席に。
7年間の積もり積もったお互いの話も盛り上がった中、Hさんがポロッと言った言葉・・・。
「あやぼんが、7年前に僕に言ってくれた言ってくれた一言覚えてる?あの言葉があったから、今の僕がいるねんで」・・・と。
「え???何何?????私変な事ゆーた?????」
「覚えてないやろうけどね・・・僕が病気になって仕事もたたまなあかんようになったやん(自営業だったので)。
その時あやぼんと電話で話してて、仕事辞めなあかんことになったって言ったら、『よかったやん!沖縄行けるやん!』って言ってくれてんで。
そのあやぼんの言葉で治療に専念できるようになって、治った時に沖縄に行こう!っておもえてん。
今度会ったらお礼を言いたいってずっと思っててね、やっとチャンスが来たよ。ありがとう。」
男性として、お仕事を無くし無職になるには本当に勇気がいったのだと思います。
その話を聞いて、思い出しました・・・そう言った時のこと。
それまでは、全くわすれてて・・・。
ご機嫌さんで「沖縄いくよ~」と電話した私。
忘れていた当時の事が走馬灯のようによみがえってきました。
私のたった一言が、Hさんの人生をかえるきっかけになっていたなんて思いもしませんでした。
闘病の中、私の言葉をバネに治療に専念していたなんて・・・
私は言葉がです、ただただ涙。
後ろのシートで聴いていた友人は、「え??え???もう一回聞かせてください」。
そしてHさんは再度私とのやりを話してくれました。
私は、胸がいっぱいで、はずかしくて、チャカすことしか出来なくて・・・
「私、心理カウンセラーの資質もっとったんやぁ~」
バカな私。
7年間ずっとお礼を言いたかったと思ってくれていたHさん。
そして今、心理カウンセラーとして活動している私。
再会を約束して那覇空港でサヨナラ。
友人曰く 「あやさんにとってもHさんにとってもいい時間になりましたね」
本当にその通りです。
沖縄の勉強会に誘ってくれた友人達に感謝の気持ちでいっぱいです。
『情けは人の為ならず』
私の一言がHさんの人生を変えるきっかけの一つとなった・・・
そして私はたくさんの方の援助・応援で今の私があります。
本当に一生忘れられない沖縄になりました。
誘ってくれた友人達。
Hさん。
本当にありがとうございました。