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2013年04月05日

障がい者と一緒に仕事をするということ

障がい者と一緒に仕事をするということ

私は今、週に2階1日4時間(週8時間)、大阪にある総合病院で働かせていただいています。

配属された部署は、転院の手配をしたり、金銭面での相談にのったりする部署です。

訳あって、私はそこに在籍させていただきながら、別の業務についています。

リングファイルひとつを開けるのに、3分もかかってしまうのです。

しかし、その部署の何が最高かというと、スタッフの皆さんが最高なのでうす。

私の配属が決まってから、私が動きやすい位置に机を移動(席替え)してくださって、その上私が動きやすいようにクラッチ(上の写真の杖)をすぐにとれるように、ひっかけるホルダーまで作ってくださいました。

プリンターとの距離が少しあるので、取に行こうとすると「そんなの近くにいる人に、とって~っていってくださいねー」と、細かいところまで配慮してくださるのです。

お昼の休憩も、皆さんいつもなら10分くらいで、帰って来られるのですが、私と一緒にランチに行くと、自分は早くもどって仕事をしたいだろうに、私がゆっくり出来る様、一緒に休憩してくださいます。お仕事はてんこ盛りなはずなのに。


1月に「冷え」のせいか、月に1回しか出勤できず、「迷惑をかけるくらいならためた方が・・・」と考えていた時、上司が「岡﨑さんがこの仕事につくには、相当の葛藤があったと思うの。それを今無駄にするんじゃなくて、一緒に働いていく方法を一緒に考えながらみつけていこうよ」と、いってくださいました。

もう、感激以外はありませんでした。


そしてもうひとつ、上記と真反対のうれしい接し方もあります。

私は時々、師匠と仰いでいる方のセミナーのお手伝いをすることがあります。

ある日、椅子の数が借りなくて、私が「事務局に言ってきます」と言ったら、ふつうは「いいよいいよ、あやちゃんはすわてて」と言うのが定番です。

しかし、師匠は「ほんまぁ~、ほんならゆーてきてー」と、言って、本当に 「いちスタッフ」 として扱ってくれるのです。

真反対のこのSっ仕方、どちらパターンも、私にとっては最高です。

私を見守ってくださる方すべてに感謝したいと思っています。

いつも本当にありがとうございます。

いつかお返しする事が出来るまで、今しばらくお時間をくださいませ。

心からお礼申し上げます。


もし、このブログを呼んでくださる方が、障がいを持つ方とお仕事をされるときに、この話を思い出していただけたら嬉しいです。






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Posted by ayazou  at 04:25 │Comments(0)日々のこと

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プロフィール
ayazou
ayazou
〔財)生涯学習開発財団認定コーチでありカウンセラー。
私はゴルフの打ちっぱなし場の3階から1階のコンクリートに転落して大怪我を負う。
「寝たきりか良くて車椅子」と宣告されたが家族・友人・先生の支えと“セルフコーチング”で奇跡的に松葉杖で歩けるまでに復活。
ハンディが残り今も後遺症と闘う日々。だが、この経験を生かしてリハビリ中の方とご家族に向けたコーチング・カウンセリングを進めている。

好きなもの:インテリア、雑貨、お料理、ポンコツの愛車でドライブ