2012年10月28日
MRIの中で眠る女
先日、治療を受けている某大学病院に、MRIを受けに行ってきました。
半年に1回くらいのスパンで異常がないかを診てもらっています。
MRIの機械に横になり、頭が動かないように、まわりに詰め物をして、頭がまったく動かない状態になるのが若干つらいです。
MRIの機械のある部屋に入る時ですが、何故だかわかりませんが杖をついて入ってはいけないので(車椅子はOKなのが不思議?!)、入り口からMRIの機械まで、看護師さんや技師さん手を借りてたどり着きます。
そして横になり、頭が動かないように左右に詰め物をします。
次に「気分が悪くなったり、なにかあったら、このボタンを押してくださいね」と非常用のボタンをにぎらせてもらいます。
頭のMRIなので、胸の少し上くらいまで機械に入ります。
MRIを受けたことがある方は、ご存じのとおり、撮影が始まると、工事現場顔負けの大きな音がします。
入って少し経った頃に、終了したようで、ベッド部分が動き頭が外に出ました。
いつもなら、20~30分かかるのに 「エライ早いなぁ」 と思っていたら、「大丈夫でですか?どうされましたか!!」と、聞かれました。
私の方が“きょとん”として、「いえ、特になにも・・・」と答えると、看護師さんと技師さんみんなが「・・・・・・」絶句。
「もう一度やり直しますので、今度は放さないでくださいね」と言われて、再度機械の中へ。
どうやら、工事現場の中で眠ってしまっていたようなのです。
その結果、力が抜けて非常用ボタンをおとしたので、何かあったと思われて、撮影を止めて外に出したのだと思われます。
たぶん・・・。
ま、私はどこででも眠れると言うことだけは、はっきりしました。
この特技は、おそらくMRIでしか発揮できない能力ではないかと思うのでした。
皆様、どこででも眠れる方は、MRIにご用心を(笑)