2011年03月13日
大震災の時に障害者は・・・
東日本で大きな震災が起こり3日目。
時間を追うごとに被害の大きさ深刻さが浮き彫りに。
新聞・TVなどの報道で知る震災の爪あとは、阪神淡路大震災の時のことを思い出させられ胸が締め付けられる。
この時私は雑貨メーカーに勤務していて、社の商品を救援物資にするには何が良いかを調査すべく被災3日後くらいになんとか芦屋まで行った。
そこで見た光景に目がくらみ社に戻って報告しながらボスの前で号泣したくらいセンセーションな光景だったのを覚えている。
もちろんまだ障がいを持っていなかった頃。
そして障がいを持った今、今回の震災でいろんな事を考えさせられた。
あの時、すでに障がいを持っていたとしたら・・・。
関西にまた大きな震災が来た時、1人だったら逃げれるだろうか。
用意してある防災道具は全部持って出ることが出来るだろうか…試したことがないことに気付く。
スムーズに動けない私に手を貸そうとしてくれる人がいたなら、その人はちゃんと逃げることが出来るのか。私を助けたせいで命を落としたりはしないのだろうか。
障がいを受け止めたつもりではいたけれど、大きな課題はたくさんあるのだということに気付かされた悲しい震災となった。
リハビリコーチ彩蔵クリエイト リハビリコーチ&カウンセラー岡崎あや。 リハビリが辛くて心が折れてしまった当事者や、どうしていいか分からず困惑している家族のコーチング&カウンセリングを行う。 私の体験や体験時に感じたことをお話しすることで、同じ状況にいる方の力になればと考えている。