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2011年01月22日

カバーかけとリハビリ

リハビリコーチ彩蔵クリエイト リハビリコーチ&カウンセラー岡崎あや。 リハビリが辛くて心が折れてしまった当事者や、どうしていいか分からず困惑している家族のコーチング&カウンセリングを行う。 私の体験や体験時に感じたことをお話しすることで、同じ状況にいる方の力になればと考えている。


障がいがあるということは何をするのにも時間がかかる。退院した頃は、身体が動かないことと心が折れてしまっていたことで、何もする気が起こらなかった。食べて寝る。その合間にお腹いっぱいになるほどの痛み止めの薬を飲む。しかし人間とは不思議なもので、日がたつごとに何かしたくなる。が、身体は相変わらず言うことを聞かないのでCSテレビでタイガース戦を見ることしかしていなかった。

そんな時母がをお洗濯してくれたお布団カバーをもてきてくれた。
「自分でかけてみる?」
出来るわけないやん・・・と思いながらも、あまりにも時間をもてあましえいたので「置いといて~」と、あいまいな言葉をかえした。 カバーをかけたことのある方は知っていると思うが、お布団とカバーには四隅にヒモが2本ずつあり、お布団には四隅にそれぞれ小さなループがある。そのループにヒモを通して、カバーとお布団がずれないような素晴らしい仕組みになっている。 カバー・お布団・私の三つ巴が始まった。左半身の動きがにぶい私にはカバーを半分裏返してヒモをループに通して“結ぶ”。この一連の作業を4回繰り返さなくてはならないことは、リハビリを通り越して拷問に近かった。 “結ぶ”は口と右手を使ったこともあり、洗い立てのカバーが汗だく&よだれまみれになって、なんおことやらの事態。 所要時間マジな話休憩ナシで1時間45分。 とてもいいリハビリになったことは確かであるが、もうこりごり。 しかし、妙な達成感が。

この次から、時間を計って行うことにした。 回を重ねるごとにほんのすこしずづではあるがタイムは短くなっていった。 目標を持って臨むことはそうでない場合との違いは大きい。 ただのカバーかけ。 その時期の私には大きな効果を生み出した。 

追記:知る日とぞ知る私は「柔軟剤フェチ」なので、お洗濯したてのカバーにまみれていることも嬉しいことだったことを付け加えておこう。



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Posted by ayazou  at 15:32 │Comments(0)リハビリコーチング

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プロフィール
ayazou
ayazou
〔財)生涯学習開発財団認定コーチでありカウンセラー。
私はゴルフの打ちっぱなし場の3階から1階のコンクリートに転落して大怪我を負う。
「寝たきりか良くて車椅子」と宣告されたが家族・友人・先生の支えと“セルフコーチング”で奇跡的に松葉杖で歩けるまでに復活。
ハンディが残り今も後遺症と闘う日々。だが、この経験を生かしてリハビリ中の方とご家族に向けたコーチング・カウンセリングを進めている。

好きなもの:インテリア、雑貨、お料理、ポンコツの愛車でドライブ